毎日食べているご飯のこと、どのくらい知っていますか?
このページは、基本である「お茶碗一杯分」のご飯についてまとめました!

ごはんの栄養
ごはんには、エネルギーのもととなる炭水化物、体を作るためのたんぱく質、体を形成するためのカルシウム
他にも鉄分ビタミン食物繊維、いろいろな栄養素が含まれています

ごはん1杯分(150g)の栄養成分

エネルギー 252kcal 体や体の組織を動かす
炭水化物(糖質) 55.7g エネルギー源
たんぱく質 375.g 血や肉・細胞などたらだの基本を作る
脂質 0.45g 脂肪に含まれるエネルギー源
ビタミンB1 0.03r 体の調子を整え、夏バテ防止
ビタミンB2 0.02r 体の調子を整え、美肌をつくる
カルシウム 4、5r 骨や歯を丈夫にする
  0、15r 血液のもと
マグネシウム 10,5r 骨の重要な構成成分。肩こり、動脈硬化を防ぐ
亜鉛 0.9r 皮膚の再生を助ける。
食物繊維 0,5g 便秘やガンを防ぐ


お茶碗一杯は、お米何粒分??
品種などで違いますが、茶わん1杯150gとして、お米の量(炊く前)で65gぐらいと計算すると、お米は炊くと重さが2.3倍ぐらいになります。
茶わん1杯分のお米粒(65g)を数えてみると、3250粒ぐらいあるそうです。

3250粒


意外と知らないお米の単位
お米の量を表す際に用いられているのが「合」という単位です。1合=約180mlです。。お米1合がおよそ1食分の量に当たると考えられてきました。
さらに10合=1升、100合=1斗、1000合=1石となります。
他にも俵(ひょう)という単位があります。わらで編んだ円柱形の俵1つ分のことで、1俵=4斗=400合に当たり、重さにすると1俵=60kgに換算されます。
 
1合 = 約180.39m

1升=10合

1斗=10升=100合

一石=10斗=100升=1000合

1俵=4斗=400合


ご飯は太りにくいって本当?

 最近では、お菓子やファーストフードなどを食べる方が増え、その一方、小・中学生達の中にも太っている人が増えてきました。運動不足や、高エネルギーのものばかりを食べすぎてしまいますと、余ったエネルギーが脂肪になって体にたまり、太ってしまうというわけです。

 お米などに含まれる糖質は、優先的にエネルギーとして消費されやすいという特長があります。また、ごはんは水を使って炊くため水分が多く、量のわりにはエネルギーが低いので、粉からできているパンなどとちがって、粒のままで食べるので消化・吸収がゆっくりになります。
ご飯は、栄養もあって、しかも太りにくい食べ物ということです。

食料自給率とは??
「国内で消費される食料のうち、どの程度が国内産でまかなわれているかを表す指標。」のことです。

残念ながら、昭和37年度には76%あったものが、現在では39%しかないのです。
しかし、日本のみんなが、一回の食事でもう一口多くご飯を食べるだけで、食料自給率を1%あげることができると言われています。
日本は、むかしむか〜し縄文時代から食べられてきました。お米の生産量が増えるのにしたがって人口も増加していきました。日本には、たくさんのお米の文化があります。
その文化を絶やすことがないようにしたいですね。

お米について、何か発見はありましたか?みんなで、お米を食べましょう